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ごあいさつ

ジョウヤマイチ佐藤と噴火湾のはなし

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 函館で乾物商を営んでいた祖父・善司(1907〜1983)が、森町に移り住んだのは1945年ごろのことです。秀峰・駒ヶ岳を有するこのまちの雄大な自然美と、森林のミネラルなど良質な養分が供給される内浦湾(通称:噴火湾)の豊かな漁場に魅了されたのが、その理由でした。ホタテをはじめ、サクラマスやヒラメ、ババカレイ(本州ではナメタガレイ)、スケソウダラ、ソウハチ、タコ、エビなど1年を通してさまざまな魚介類が獲れるこの地に根を張り、商いを営む覚悟を決めました。
※渡島冷蔵(株) 1963年8月創業

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タイトル02

 中でも商いの核となったのがホッケです。当時、ホッケはエビ籠漁などのエサに使われるか、もっぱら漁師の賄いとして食べられていた魚で、商品価値はほとんどありませんでした。一方で舌の肥えた漁師たちが飽きることなく食べ続けていることを知った善司は、ホッケの魅力にのめり込んでいきました。
 ところが脂がたっぷりのったホッケは、冷凍すると味が落ちてしまうため、市場での取り扱いには向かない魚と言われていました。「もっと多くの人に味わってもらいたい」という善司の情熱こそ、ジョウヤマイチ佐藤の源流。その思いは代を継いだ叔父・篤司、そして私(現:代表 佐藤善高)に引き継がれ、今日に至るまでさまざまな挑戦と挫折を繰り返しながら、独自の冷凍保存技術によって上質かつ美味なる商品化に成功しています。

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タイトル03

 「ジョウヤマイチ佐藤」が扱うのは、噴火湾の「根ボッケ」。もともとは回遊魚であるホッケですが、餌の豊富な噴火湾沿岸には回遊せずに根付いたホッケが生息しています。これを称して根ボッケといい、ホッケの最高級品とされています。良質なミネラルを吸収し、栄養たっぷりの餌をたくさん食べて育った根ボッケは通常の真ボッケに比べてひと回り大きく、甘みのある脂とふっくらとした身が特長です。
 代々この根ボッケに魅せられ、こだわってきた「ジョウヤマイチ佐藤」。さらに、その中からお腹が赤い「赤ボッケ」、秋口に獲れるオスの「青ボッケ」、根ボッケの中でも全体の1%以下とも言われる希少な「金ボッケ」に選別され目利きによってランク分けされます。いずれのホッケも道内外、日本全国に流通し、海外も含めて販路を拡大しています。

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タイトル04

 明治時代から今日に至るまで、ホッケにまっすぐに向き合ってきたからこそ、目利きした最上級の味を真面目に消費者に届けたいという想いがあります。漁師たちが命がけで獲り、浜の母さんたちが丁寧に処理を施して、「ジョウヤマイチ佐藤」に届けてくれた極上品だからシンプルな製法で加工し、その美味しさを最大限に引き出しています。
 ホッケには中性脂肪を分解したり、血糖値を下げる効果のある不飽和脂肪酸のDHAやEPAが非常に豊富に含まれています。体力向上、成長促進、血液サラサラ、動脈硬化予防、高脂血症の改善、骨粗しょう症の予防など健康効果も期待され、その需要は高まるばかり。
 しかしながら近年、ホッケの水揚げ量は激減しています。水産庁によると真ホッケの漁獲量は、1998年の約24万1000トンから、2013年には約5万3000トンと、15年間で78%も減り、過去最低水準に。こうした流れの中で、「ジョウヤマイチ佐藤」は根ホッケのブランディングと安定供給を目指しています。

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